おはようございます。
東京の空は真っ青で洗濯日和
去年末12月6日(土)に、
お店をお休みして金沢に出張トークに行ったときの
感想が届きました。
感謝、感謝です。
まずは、
金沢に私を呼んでくれた
小原美由紀さん(通称:ミルキー、milky)より・・・
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金沢、昨日は高坂さんが来るのをめがけて、
天気予報どおり雪が降りました(>_<)。
そんな中、たくさんの方々に参加していただき、
ありがとうございました。
女子高生から、農家さん、大学教授、もと小学校教師、
テレビマン、シンガーソングライター、主婦、医師、OLさん、
とまぁいろんな職種・世代の人が集ってくれました。
高坂さんに話していただいた時間はたった1時間15分。
あえて、パワーポイントを使わず
考え方や生き方、だまし方(^_^;)?、巻き込み方(^.^)?
(高坂さんとであったことがきっかけで、
何人もの人が会社を辞めました!
とすっきりした顔でお店に報告しにこられたとのこと)
を語っていただきましたが、
その中で、参加者がぐん、ぐん、と話に入り込む瞬間を
何度も感じて、
「これ、これを金沢のみんなに聞いてほしかったんだ!」
って思って、大満足でした。
高坂さん、ほんとうにありがとう。
5年前になるかな、
金沢を離れる前にむぎわらでお話してもらったとき、
むぎわらのメンバーは高坂さんの話す世界の仕組みに
がつ~んと衝撃を受けながら、ぽか~んとしてしまったのでした。
そのとき、金森俊朗先生が間髪いれず、
「そこに自分の経験をいれて語らなきゃ!」
というような指摘をしたんです。
内容がよかったからこその指摘でした。
今回お呼びしたのは、今ならたくさんの経験や実践、
リアルな現実と今を生きてる人々の目線を入れて、
あの時とまったく違ったお話をしてもらえるのではないかなっ
て直感で思ったから。
大当たりでした~。
参加者の方々の興奮冷めやらず、お話は尽きず・・尽きず。
たくさんの方が「あ~、おもしろかった!」
「きてよかった」といってくださって。
・・・・・・
※ 「むぎわら」「むぎわらぼうし」:
今回、私を呼んでくれた、平和活動のグループ
今回のトークでは、
下記のようなラグビー場の絵を黒板に書いて、
ラグビーボールが何処に転がるかわからないように、
私の話の内容も自由気ままにトークさせて頂きました(^^)
※ 乱字でスイマセン、
クリックすると写真が大きく見れますが、
字が読めませんね・・・・
ーーー 某テレビ局のアナウンサー ---
少し神がかった表現でおかしいかも知れませんが、
高坂さんの講演は、天が私に「今、この話を聞きなさい」
と用意してくれたような気がするのです。
(小原さんが用意してくれたのですが、それはさておき…)
先日、池澤夏樹さんの「光の指で触れよ」と言う本を読みました。
そこには、ヨーロッパで殆ど自給自足で
(高坂さんの言っていた“半農半X”的に)
暮らすコミュニティが登場し、日本でも脱サラして
自分に必要な分だけの食料を自分で作って暮らす人の姿が
描かれていました。
(本の内容はそれだけではありませんでしたが)
「お金をそんなに使わなくても暮らしていける」と言う姿、
収入は少ないけど豊かに暮らしている姿に読んでいて、
何か惹かれるものがありました。
小原さんからのお誘いメールに目を通していて、
目に留まったのが、
>古い「 m 」の価値観
>money more much many ・・
>から新しい「 s 」の価値観へ。
>slow small simple smile sustainnable share・・
と言う文章でした。
池澤夏樹さんの本の内容にも共通する部分があるのでは?
と思い、どんな話が聞けるのかなと興味を持ちました。
ただ、このままだと年の瀬迫る土曜日に出かけようと言う気には
ならなかったかも知れません。
私の背中を押したのは、当日一緒に行った女の子の存在です。
最近仲良くなったのですが、
その子は食用牛の殺されるシーンを見て、
菜食主義になったと言っていて、
さらにいろんなことを勉強してみたいと言っていたのです。
それならちょうど良い機会があるよと教えてあげて、
一緒に行くことにしたというのが、正直なところです。
で、講演の感想。
ちょっと今でも頭の中は飽和状態なのですが、
色んなことを考えました。
「自分の仕事が発酵に向かっているのか、
腐敗に向かっているのか?」
突き詰めれば「自分が本当にしたいことって何だろう?」
という根本的なところも考えてしまいました。
“半農半X”日本人はやっぱり土に触れることを
本能的に欲しているような気がします。
まだまだ先のことですが、定年後は畑を耕して、
雨の日には本を読み…などと夢想してしまいます。
現段階では、「仕事を少なくして…」と言うこと自体が
会社に所属している状況下では難しいのですが、
「例えば収入が半減しても慎ましやかに
シンプルに暮らしていけば良いじゃない?」
という問いかけは、なかなか魅力的です。
最近ネコを飼い始めたのですが、
やはりいつもそばにいて世話をしてくれる妻になついていて、
はじめの頃は私にもスリスリとよってきていたネコも、
今では私に見向きもしなくなりました。
これって、家族も一緒なんだろうナーと思います。
家族のために…と頑張って仕事して夜遅く帰ってきて
見るのは子どもの寝顔だけなんて言う生活を続けていたら、
家族のために頑張ってるはずなのに
子どもとの会話もなく
いつの間にかすれ違っていることになってしまう。
それじゃぁ何のために働いているのか分からないですよね。
とまぁ、色々脈絡もなく、きのう・今日、と考えていたら、
またまた天からの啓示とも言うべき偶然が。
私が仕事の合間で街頭に立っていたところに信号待ちの車が止まり、
運転していた男性と目があいました。すると、お互いに「あれ?」
と気がつきました。
なんと、高坂さんだったのです。
信号が変わるまでの数秒間言葉を交わし、走り去っていったのです
が、私はこの偶然が偶然ではないような気がしています。
きっと、天はこういっているのではないでしょうか?
「おぬし、たまには月でも眺めに行って来い」と。
ーーー 退社したばかりのビジネスマン ーーー
milkyさん、先日は大変お疲れ様でした。来て良かったです。
高坂さんのお話を聞いていて、
今の社会は非常に疲弊していると思います。
彼も、大手企業のエリート社員として、
将来を嘱望されていたにもかかわらず、
そのレールから外れる道を選んだ決断には、
大いなる勇気を感じました。
実は私、春先から鬱病を患い始め、現在も病院通いしています。
そんな私にとって、彼の話は実にタイムリーだったかもしれません。
私もこのまま、会社にしがみつくのはどうかと疑問に思い、
つい先週、会社に退職願いを提出しました。
これから先は、会社人間、仕事人間が
幅を利かせる時代ではありません。
私も、会社に於いては人一倍尽くしてきたつもりですが、
何一つ報われないどころか、逆に、身体を壊す羽目となりました。
所詮、会社なんて、冷たいものだと、
必死で頑張った人間が馬鹿を見るだけだと、
今度ばかりは、身をもって知りました。
今度、東京に行った際には、高坂さんのお店に立ち寄りたいと思います。
ーーー 元、小学校先生 東こうじさん ーーー
まず、私の疑問は「なぜ居酒屋なの」だった。
私はまったくの下戸だからではない。
しかし、黒板を見て ニヤリとして 納得した。
図の上のほうに、「発酵」が位置づいていたからだ。
今の日本の教育のように、効率しか考えなくなって、
子どもたちが友だちの中で 自分の力で 発酵していくのが
育つということで教育の本質はそこにあると思ってきたので、
ニヤリとしたわけです。
私はスウェーデン語は、全く知らないのだが、”ラーゴム””
オムソーリ”というコトバがあるそうです。
”ラーゴム”は、ほどほどに、中庸に、バランスというような意味らしい。
”オムソーリ”は、助け合うという意味だそうです。
北欧の人々は、どの国も都市国家として遅れて国を作り、
しかも 自然がきびしいので、ラーゴムな国を作り
”オムソーリ”を大切にする民族性を育ててきたようです。
効率を上げることより、発酵を待つことを大切にしてきた国のようです。
私は、まったく酒は飲めないけど、
多分ホンモノの味はわかるのではないかと勝手に思っていますが、
酒の好きな人が、おいしい酒をのむ 語りあう場”居酒屋”は、
ラーゴムでオムソーリな場所なのでしょうね。
私は平和というのは、守るより 育てるものだと思っています。
環境(自然)も同じでしょう。
そして、人間を育てるのもまた 平和と環境(自然)です。
ともかく、共感し、快哉の声をあげて お話をお聴きしました。
これは、むぎわらぼうしの人たちにもっと聴いてほしい話でした。
(私が残念だったのではなく、聴かなかった人が残念なのですけど)
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みさなま、ありがとうございます。
次回も頂いた感想を転載いたします(^^)
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