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すっかり、ブログ更新を怠ってしまいました。

すいません。

旅行に行ったり、

帰宅してからの雑務に追われたり、

お店が忙しかったり、

熱が出てしまったり・・・・

やっと今日、

「そろそろ、書こうかな」って気になりました(^^)

アメリカの研究組織「ワールド・ヴァリュー・サーベイ」が

約百ヶ国を対象に幸福度調査を実施したところ、

市民が最も幸せを感じているのはデンマーク

日本は43位でした。

ふむふむ、やっぱりね(^^)。

この勢いで前回までの続きのデンマークネタを書くべきでしょうが、

今日は違うことを書きます。

15日、

全国漁業協同組合連合会(全漁連)などが

燃料価格高騰を訴える全国一斉休漁がありました。


全国の20万隻の船が漁に出なかったそうです。

漁師さんたちの悲痛の訴えですよ!

でも、スーパーに並んでいる魚くんたちは

そんなに値上がりしてないですね。

このブログで自給率のお話しをよくしますが、

農に限らず、魚も自前のものは少ないのです。

日本の水産物の自給率は35%のみ。

これを日本の漁業就業者20.4万人が支えている。

ちなみに、この漁業就業者は去年だけでも8000人も減少しています。

このまま行けば25年後には、

日本の漁師さんが採った魚は食べられなくなる計算です。

農も崩壊寸前ですが、漁も崩壊寸前です。

今回の一斉休漁は原油高騰が引き金になりましたが、

漁の崩壊への原因はそれだけではありません。

卸中間業者や加工業者や小売が、

漁師さんたちのコスト増負担を価格に反映させてない。

肉消費の増大と食の多様化で魚消費が下降線なので、

小売も値段を上げられない。

安い外国産の輸入と加工品の増加。

世界の海での乱獲で、そもそも魚が取れない。


漁師さんは漁に出れば出るほど赤字になってしまうのです。

原因の根は深くて大きすぎます。

でも、ちょっと考えて見ましょう。

私達にできることはないかな?

水産物の自給率35%。

私は仮に美味しい魚の値段が3倍になっても、

買います。

しかも買うのは当然、

近海でとれた旬の魚です。

でも、それ以外の海外の魚は買わないことにするでしょう。

食べる回数も半分以下に減らすでしょう。

これは単純な計算ですが、

日本人の現在の魚消費量が「100」だとしたら、

国民が食べる回数を3分の1に減らしたとして「33」

水産物の国内自給率は35%だからちょうどいい。

その代わり漁師さんに圧し掛かっているコストを

漁師以外の私達消費者は払いましょうよね。

現在の値の3倍払ってもいい。

買うのは勿論、町の小さな魚屋さん。

大型店やスーパーは、偽装が蔓延ってますからね!

そんなふうになると

町の小さな魚屋さんも

漁師さんも

夢を持って生活できて

次世代に仕事と技術を繋いでゆけるでしょう。

燃料消費も減少するし、物流も減少したら、

石油消費もCO2排出も減少するじゃないですか!

遠海大型船で世界の魚を乱獲してきた20世紀の漁に

サヨナラするいい機会ですね。

もう魚は絶滅に近いほど居ないんです。

これ以上乱獲したら生態系崩壊と、

未来世代が食すべき資源を私達世代が奪ってしまうのです。

クジラだってそうです。

沿岸でとれる伝統鯨漁ならいいのですが、

実際に日本がしてるのは調査捕鯨の名のもと

南極で1000頭以上も殺して絶滅に追い込む寸前まで来てる。

調査なら殺す必要はないのに・・・・

そして国内では鯨肉は余っていて

数年分が冷凍保管されている始末です。

それぞれの国が近海でとれた旬の魚を採ればいいのです。

その地域の伝統に則った食べ方をすればいいのです。

日本だって、お寿司は高級品でいいのです。

だからこそ、たまに食べて有り難味があって旨い!

例えば、

当店の近くに江戸前の寿司を握れる最後の職人さんの店があります。

これだけ日本中に寿司屋があるのに、

残すべきホンモノの職人さんと店は

逆になくなってしまっているという現実。

それは大量にものを流通させてゆくという近代社会が起こした盲点です。

私達、消費者が変わらねばなりません。

一番いいのは、漁師さんと知り合いになって、

旬の魚が上がったら

月に二回くらい送ってもらうのはいかが?

自分でさばく技術も磨けるし、

高いお金を払っているから、

アラから目玉まで全て食べることでしょう。

そうすれば、

旬の一物全体で健康になり、

ゴミも出ません。

それか、自ら釣る。

あなたが魚欲しさに岸壁で一生懸命釣ったとしても、

世界を脅かす乱獲まではできないものです(^0^)

魚を食べない代わりに肉消費を増やすのは見当違い。

もっと太って病気になりたいのなら構いませんがね(^^)

その分、国内の野菜をモリモリ食べましょう。

日本の農家さんと漁師さんを、そうやって応援したいものです。

そして、

自分で作り、自分で採取する生活に近づければ、

なお更ハッピーですね(^^)///

追伸・・・・・

私は東京に住んでいるから近海の魚となると、

茨城・千葉・神奈川・静岡!

茨城の大洗や千葉には、

青森県の六ヶ所村核再処理工場から出る放射能廃液が

流れ着く場所。大洗の北には東海村もあるしね。

静岡だって浜岡原発があり放射能濃度が高い。

水銀濃度だって高まっているし、どうすりゃいいんだか?

それでも、避けるわけに行かないから食べるしかないですよね。

やっぱり、脱原発・脱核再処理だぁ!!!

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