今日の新聞で、
一部上場企業の2009年3月期予想が、
7年ぶりに減益になることが確実となったそうです。
さぁ、戦後最大の景気?と言っていた経済成長は、
一般人の年収を引き上げたでしょうか?
みんな幸せになったでしょうか?
一般人に景気の恩恵が降りてくる前に、
景気が潮目になったって、どういうこと?
この6年連続の増収増益傾向の「景気」ってなんだったの?
いつも言うように、今、世界で進んでいる経済構造は、
格差を広げるだけで、市民には富は降りてきません。
世界市民の富が、
一部の富める人間に集中してゆくだけなのです。
モノを造れば造るほど、売れば売るほど、
私達の生活と自尊心が崩壊してゆく・・・・
今日、
ヨーロッパに赴任することが決まったという
最大手家電メーカーSに勤める友人と
公認会計士の友人とでランチをしました。
世界的大手メーカーSの友人曰く、
「会社の中に、鬱の人がたくさんいる。
あの人も鬱、この人も鬱・・・・・という程、たくさん居る。」
公認会計士の友人は、
「提携先の企業に行くと、
鬱や病欠の社員を沢山見かける」
これだけ精神が病んでいる人が居れば、
「鬱」に対する偏見や差別がなくなっていい・・・
なんて話しをしたんですが、
そもそも、鬱がこんなに多い社会とは、なんぞや!
雇用に恵まれている人でさえ、こうなのだから、
未来の見えない若い人たちや、
仕事にありつけない人たちには、
さらに辛い社会なのです。
これこそが、
カネとモノと便利さだけを盲目的に追い求めてきた私達の
「負」の姿ですね。
私も振り返れば、
7年前に退社する直前は鬱の寸前だったかもしれない・・・
私の日記を読んでいる疲れ気味の方、
アナタの疲れた心は、アナタだけの責任ではありませんよ。
壊れそうな心、押しつぶされそうな心は、
社会の構造の問題が大きいのだから、
自分だけを責めないでね(^^)
こんなときこそ、人に当たらず、人に優しくね(^^)
もうそろそろ、経済成長、止めましょうよね。
経済成長や大手企業の成長が、
私達の生活を豊かにしていないどころか、
不幸にしてることは明らかですのう!
私達が信じていた「みんなで勝つ経済成長」は、
間違った神話だったのです。
誰かが勝てば、多くの誰かが負ける。
地域に根ざした新しい共生の経済を作って行きましょう(^^)
例えば私の店は大儲かりもしませんが、
生きてゆくには充分な収入。
他の同業者を負けに追い込むビジネスでもありません。
食費にお金掛けてるし、趣味もするし、時間もある。
そう、大丈夫なんですよ!
「より金が無ければ生きられない」という
一直線の線路から降りさえすれば(^^)
「消費しないと生きれない」呪縛から開放されれば、
生きる方法は沢山ある。
地域に根ざした小さなビジネスが沢山ある社会を、
私は夢見ています。
そして、何らかの形で、みんなが農に携わる。
「そんなこっちゃ、メシが食えねぇよ」
なんて言う人もいるでしょうね。
でも、よく考えなきゃ!
食べものを自分の力で栽培できれば、
「メシが食える」んです。
金貨や紙幣は食べてもマズイですよ(^o^)
もし金貨や紙幣が美味しくて健康なら、
当店のメニューに入れたいも
のですね。
「たんまり一万円札のチーズグラタン」
「具が五百円玉の玄米おにぎり」
は、いかが?
数年前、
「環境でメシが食えるか!」と言われる時代でした。
私も多くの人から言われました。
でも、今、確信を持って言います。
「経済でメシが食えるか!」という時代になりつつあります。
今のまま経済成長を進もうとして
ますます環境が犠牲になり、
大地や水や空気が汚染されたら、
食べるものはどうするの?
今のまま農より工業を優先の方向で
農家が経済的に崩壊するとしたら、
誰が食べるものを作るの?
今こそ
「環境が無くて、メシが食えるか!」
と大きい声で言いたいな(^^)
追伸;
付け加えれば、それは平和があってのこと。
戦争や爆弾や暴力で
命や生業や田んぼや畑が破壊されないことが絶対条件。
憲法25条の「生存権」のためには
「憲法9条」は絶対必要ですね(^^)
美味いメシ、食える未来にしましょう
hhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh
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