こんばんは。
東京は久しぶりの雨です。
晴れていると何処か出掛けたくなるものですが、
雲と雨の日は家でスローな時間を過ごすきっかけを頂けます。
「晴耕雨読」・・・季節や天候に逆らわずに生活するのは、
心のゆとりに通じますね(^^)。
(書き始めた昨日は雨だったのですが
今日は晴れましたね(^^))
さてさてっと
食の偽装。
防衛省や族議員と軍需産業の癒着。
年金や薬害への政府の対応。
リサイクル法に遵守しない電器量販店。
保険不払いの保険会社。
自給率向上を目指すというお題目ながら
実質は農の崩壊や離農を招く農政。、
偽装・事故隠し続きの原子力発電所。
・・・・・
清水寺の「今年の漢字」は『偽』
罪や間違いを犯しておきながら
責任を誤魔化す大人の姿が
ブラウン管から毎日流れています。
いやぁ、うんざり!
政治家さん、社長さん、会社のお偉いさん、親方さん、・・・
あなたのことですよ!
それを見る子どもからすれば、
「今の子どもはオカシイ」とか何とか、
そんな大人に言われてもねぇ・・・・
今の子どもたちにこそ、私たちが言われそうです。
「今の大人はオカシイ、こりゃ駄目だっ!チェンジっ!」
ってね(-_-)
まずは、
自分からかっこよい大人にチェンジしましょう(^^)
次世代が見てますよ!
先日、
鴨下環境大臣と
経団連・御手洗さん(キャノン会長)の意見交換で、
御手洗さんは下記のように言いました。
「環境政策が経済成長の制約にならないよう
日本型の成長モデルを確立することが大事」
ですって!
御手洗さん、
お手洗いで顔でも洗って出直してくださいな(^0^);
御手洗さんの著書『強い日本』読みました。
時代遅れも甚だしいなぁ。
彼は未だ「時代遅れの経済成長教」の
熱心な信者なようです。
言ってることが矛盾だらけ。
こんな人が経済界のトップですとは・・・
可笑しくて笑えます(^^)
かつて彼は、
「従業員を大切にする」と言っていた
素晴らしい経営者と思っていたのですが、
そんなキャノンは請負社員を不当に「偽」ってましたね。
そして今、それを合法化しようと経団連として動いてる。
あっちゃっちゃ!
大人は考えがきたないなぁ(\-\)
悪口をたくさん書いてしまいました、ごめんなさいね。
前置きが長くなっちゃったなぁ。
(写真は、米空母艦載機の岩国移転容認を迫り、
岩国市の庁舎建設補助金三十五億円の交付を
見送る国に抗議する
「国の仕打ちに怒りの1万人集会in錦帯橋」より。
同市の錦帯橋そばの河原で開かれた。
全国から約一万一千人(主催者発表)が参加。
全員が一斉に「怒」と書いた紙を頭の上に掲げ、
移転反対の意思を貫く決意を示した。)
今日、書こうと思ってたことは、【 自立 】です。
前述のような社会問題に対して、
気付いた人から小さなアクションを始めることが大切な一方、
政治や行政や企業に頼らなくても生きてゆける
ライフスタイルを個人個人でつくること。
年金も保険積み立て金も、将来貰えるかわからない。
会社も定年まで雇ってくれるかわからない。
住んでるマンションも壊れたらどうなるの?
病院行っても間違った治療されるかもしれない。
安全と思っていたスーパーに並ぶ食料品は
偽食品かもしれない。
だから、将来のためにお金を溜めますか?
将来の不安を払拭するために、より働きますか?
全ての社会問題の原因がそこにあるにもかかわらず・・・。
そう、
不安を煽られてお金のために働かねばならない構造こそが、
偽装や汚職や不祥事、
そして、ストレス過多、イジメ、精神病、自殺の増加になっている。
そして、そして、行き着くところは環境破壊と戦争です。
将来のためにお金を溜めて、
いざと言うときに信用できる病院に入るのですか?
そうやってお金でサービスやモノを確保することは、
他人任せ・企業任せ・行政任せな生き方。
私からすると、そのほうが不安です。
政治や行政や企業や病院が、
私一人のことを守ってくれるとは思いません。
こんなに不祥事・不誠実がたくさんあるわけですから・・・・
自立とは、大豆や稲や野菜を育てられること。
自立とは、梅干や味噌を作れること。
自立とは、家をセルフビルドできること。
自立とは、電力を自然エネルギーで賄えること。
自立とは、健康な身体のために食すること。
自立とは、自分の身体を良く知り自然治癒力を高めること。
自立とは、余計に働かず、自由でいること。
自立とは、必要で大切な人と良好な関係を作っておくこと。
自立とは、死ぬまで働ける知恵と能力を育てること。
自立とは、自分の川下に汚れを流さないこと。
自立とは、美味しい空気・水・みどりを守ること。
自立とは、・・・・あとは皆さんで考えてね(^^(
上記のことは全て、
「楽しく」「美味しく」「安心で」「ヘルシー」
であります。
楽しく頼らず自立して生きるために、
お金を稼いでるような暇はありません(^^)
自立を実行するには「時間」が掛かります。
ハッピーに自立して生きる人のキーワード
__________________________
「お金をかける」時代から「時間をかける」時代へ(^^)
__________________________
カッコいい大人たちが
「お金をかける」でなく「時間をかけて」ます。
そのうちのお一人、
前回ブログにも登場の
田中優さんのメルマガより転載します。
こんな大人になりたいものだなぁ(^^)
7777777777777777777777777777777777777777777777777777
□◆ 田中 優 より ◇■□■□◆◇◆◇■□■□
新しい「エコハウス」の仕組み
たぶん新年、ぼくは新しい非営利の団体を立ち上げることになる。
それは「天然住宅」とネーミングした「エコハウス」のための団体だ。
相根(さがね)昭典さんという建築家の人と知り合い、
相根さんの住宅を見せてもらって感動したからだ。
感動した点はたくさんある。コンクリート造と木造があるが、
木造のほうを説明してみよう。
通常の木造住宅には、ドラム缶一本分の接着剤が
使われているのに対し、相根さんの建てている住宅は
釘をほとんど使わない「伝統構法」を用いて、
不健康な物質は一切使わない住宅だ。
木材は通常の三倍使い、その木材は国産・無垢、
しかも利益は山側の林産地の人々に届くようにできている。
耐震性もはるかに高く、基礎コンクリートから長く使えるように
固練りにしているおかげで、最低300年は持つ。
しかも普通の住宅よりずっと冬暖かく、夏涼しい。
ぼく自身、いくつか見学させてもらって体感している。
しかもこの住宅の値段が、普通の住宅より少し高い程度で
すんでいるのだ。光熱水費は半額ですむから、
家のローンと光熱水費を合計すると、
普通のハウジングメーカーの住宅に住むよりトクができそうだ。
しかも300年持つから、一生が一軒の家を建てるだけで
終わるような人生を送らなくてすむようになる。
今の住宅は30年経たずに壊されているのだ。
林産地の側は、収入が増えて山の仕事で食べられる
ようになる上に、今の荒れた森林の木材を利用した後に、
再度きちんと植林できるようになる。
そうなれば森林が再生するおかげで、
二酸化炭素の吸収量も大幅に増えることになる。
しかし相根さんが心配しているのは別なことだ。
林産地にいる宮大工のような手法を持つ人たちが、
高齢化してしまっていることだ。
このままではその技術が伝承されなくなることを
最も恐れているのだ。
最初にぼくが思ったのは自分の家にしたいということだった。
確かにその住宅を買うことは意味あることだ。
しかしそれ以上に、こうした住宅を多く人が入手できるように、
仕組みを作っていくことの方が大事に思えるようになった。
新たな非営利バンクを作ろう。
そこから低利で融資することで、
「ローン+光熱水費」合計では従来の住宅より安くなるとしたら、
そのほうがいい。非営利の仕組みを作ることで、
安心して住宅を手に入れられるようにしたほうがいい、と。
ぼくは人間に残された「解決のための時間」は
長くないと思っている。
それなら可能な限り、仕組みを作ることに努力したい。
金儲けのための人生んて興味ない。
それよりみんなで楽しみながら、
社会を変えられる仕組みを作りたいのだ。
7777777777777777777777777777777777777777777777777777
—–