こんにちは。
突然ですが、みなさん、
「地産地消」「身土不二」という言葉、ご存知ですか?
●地産地消とは、アナタの住む地域で産するものを消費するということ。
●身土不二とは、身体と土は、別なるものでなく、同じであること。
アナタは、今日、何を食べましたか?
吉野家の牛丼?
ご飯とお味噌汁?
日本の味噌でも、南米産の大豆から出来てるものかもしれません。
(味噌の原料なる大豆は、95%が輸入です)
その南米では、日本や中国向け大豆栽培のために、
アマゾンの森の20%が奪われてます。
~~あぁ、森が無くなり、
~~原住民や獣や鳥や虫や木や草が住む場所をなくし、
~~土地は荒れ、砂漠化と温暖化が・・・・!
よく、「水が合わない」という言葉を私達は使います。
地球の裏側でできた大豆の水分は
アナタの身体に合うかどうかはわかりませんね。
(私達の身体の70%は水)
牛丼一杯の肉が出来上がるまでに
水2トンが使われます。
バーチャルウォーターといいます。
http://eco.goo.ne.jp/word/ecoword/E00281.html
アメリカ産の牛肉。
アナタの身体にアメリカの水は合いますか?
アメリカの水は
大規模農業の地下水利用によって、
ここ数十年で枯渇するそうです。
今世紀は「地下資源」と「水」で戦争になると言われています。
~~あぁ、またもや砂漠化・・・・
~~そして、えっ、戦争!!!!
一方、日本の畜産業や農家は、海外の安い農作物に押されて、
衰退の一途!
それは、過疎化や格差化やサラリーマン化を導きます。
さらに農村や里山や森の荒廃は進むでしょう。
先日の新聞で見ました。
「青森のりんご農家さんが、一家心中をしようとした・・・・」
キズモノりんごはジュースになるのですが、
外国産に押されて
キロ1500円がここ数年でキロ100円まで下がってる。
これじゃ、生活できないです。
これ「農家さんの努力が足りない」で片付けられますか?
「しかたない」ですか?
~~あぁ、私達の郷里の美しい緑や川や海が病んでゆく・・・・
~~あぁ、ますます、人の心が荒くれてゆく・・・・
地球も自然界も私達の身体も病んで行くのに、
「安いから」
「経済のためには」
「それがグローバル化だ」
「しかたない」
これで、いいでしょうか?
もう一度、「地産地消」「身土不二」をおさらいしましょう。
自分の地域のものを食べれば、
移動距離が少ない分、新鮮で美味しい。
自分が子どものときから育った地域環境(水・空気・食べもの)のものは
きっと
「水が合う」
でしょう!
健康・健康(^-^)
瀕死に近い地方各地に
地場経済が潤いますね。
地域での顔の見える取引だったら、
たいていインチキはできません。
農家さんは
隣の家の仲良しが食べる作物に
農薬ガンガン掛けれますか?
消費者は農家さんの想いと信頼を一緒に買うのです。
そして、地域で頑張ってる小さなビジネスが
少しでも潤うようになる。
そう、慎ましくも「夢」を見れる社会!
ちなみに
東京に住んでる人が北海道小麦のパスタを買うと、
イタリアからの輸入品を買うのに比べて
CO2の排出量がなんと、
16分の1。
これをフードマイレージと言います。
海外から運ぶと石油などの燃料をたくさん使いますからね。
国産のものを買えば、温暖化を最小化できるのです。
「海外の農家さんのビジネスがダメになっちゃうじゃん・・・・」
んんん、短期的にはそうかもしれませんね。
でも今の貧しい国の現実は、
目の前にたくさんの農産物が実ってるのに、
それを食べれないで飢えて行くのです。
なぜって・・・日本など先進国向けの農産物なので、
彼らの主食にできないから。
こういうのを「飢餓輸出」といいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%A2%E9%A4%93%E8%BC%B8%E5%87%BA
想像してください。
もし、日本の田んぼが全部コーヒー豆の畑になったら、
儲かったとしても、米を買える人しか生きてゆけない。
伝統文化も心の拠り所も無くなるでしょうね。
それが、貧しい国の現実なのです。
これもグローバル化だから、「しかたない」でしょうか?
彼らの土地で、彼らが食べるものを作れるようにするには、
先進国の私達が、自分達の土地で作物を作ればいいのです。
そして、耕さない人は、住んでいる地域や自国のものを買う。
「えっ、国内産は値が高いじゃないか・・・・買えないよ!
やっぱり安い外国産を買ってしまうよ」
そういう声が聞こえてきそう!
海外から来るものは、
農薬使用量が半端なく多い場合がありますよ!
海外から来るものは、
劣化を防ぐために放射線も使う場合もありますよ!
海外から来るものは、
遺伝子組み換え作物の可能性が高いですよ!
私達の身体はますます変になってると想いませんか?
例えば、
先進国の男性の精子の量は近年、半分になってますよ!
先進国の若い女性の乳癌や子宮癌が増えてますよ!
外国産の食べものが近年増えた沖縄は
今まで日本の最長寿命県だったのに
寿命が下がってきてますよ!
「安さ」の見返りが
「いのち」になりかねないのです。
医療費や苦痛を考えれば、
「安い」と思ってるモノが「安い」とは限りません!
そして、何よりも未来の子ども達に
何を残しますか?
「安いもの」ばかりを求めていく社会に
環境と平和、労働条件と命は、ナイガシロ!
景気は上向いても、デフレは解消されない。
景気は上向いても、労働条件は向上しない。
景気は上向いても、幸せ感が沸かない。
これが、
世界を市場化してゆく「グローバル化」の
負の側面です。
それぞれの国が、
互いに、「地産地消」&「身土不二」になり、
互いに、健康になる。
互いに、地場経済が潤う。
商品の移動距離が少ないから石油も使わない。
ならば、温暖化も戦争も必要ない!
心あるお金を回してゆく。
すると、お金は巡り巡って返ってきます。
それって、本当!
だから心配しないで、いいものを選ぶ消費購買をしましょう!
今日は長々と書いてみました(^-^)
美味しい日本のもの、地域のものを進んで食べましょう。
それはグルメでヘルシーでハッピー!
地球と自分に楽しい生き方の選択は、
地球と自分を洗濯することです!
これが、「スローフード」
これが、「ロハス」
そして、
Think Global, Act Local
さぁ、本当の美味しいもの食べて、
みんなでハッピーになろう・ね!
追伸:
絵「パスタくん」、なよごん作です(^-^)
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