クマガエさんの2冊目のコミック
『田舎暮らしをしたら異世界だった件』
が発売になって届いた。
イブニングで掲載される単発を
ある程度読んではいたが、
こうして一続きで読むと、やっぱおもろい!
なるほど〜と自分と違う視点や気づきももらえる。
SOSA PROJECT が10年以上かけて積み上げてきた
米作りシステムも、
これを読むとお分かりいただける。
移住や二拠点をした方ならわかるだろうが、
離れた都会に時折戻った時に感じる違和感、
そしてまた
住まいの田舎に帰ってきたときの
夜空や爽快感に感動することなど、
作者と一緒に追体験する感じも心地よい。
こんなセリフが出てきた。
「年齢も性別も、普段なんの仕事をしているかも関係なく」!
この言葉は今年のマイ田んぼに参加する学生も
言ってくれていた。
大企業の経営者から学生、
心疲れている人、やる気あふれている人、
LGBTなどや障がい者、
誰もが様々な課題はありつつも、
みんな横並びで、それが自然であり、肩の力が抜けていて、
困れば自ずと助け合うし、
逆に助け合わなくても非難されない、
その自由さを作ってきたつもりだ。
後半「情け無用(NO MERCY)」というワードが多々出てくる。慈悲がない、容赦ない、が直訳だろうが、
「情け無用」
と表現したクマガエさんのセンスをなんとなく感じている。
漫画だけに、
くだらなく笑える箇所も散りばめられている。
俺に当たるであろう人物
(全く俺とは違うキャラクターや風貌、
でも俺に当てはまるところも多々あって、悔しい!)
の怪しさとイケテなさのキャラクター、
ふむ、かっこ悪いが許そう(笑)
自分で作ったコメは世界で一番うまいんだ、
いや、宇宙で?か!
最後のページで、
参考になる本や感謝も捧げてくれている、
ありがとう(^^)
前冊が届いた時もそうだったが、
読み終えてから気づく。
控えめにサインがしてあった。
けして上手でないところが笑える(^^)
サンキュ〜!
髙坂勝の著書
減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)
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