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先日、
農民連食品分析センター
の八田純人さんが
フラッと店にお越しになりました。
二度目のご来店です。
2002年、
外食店のほうれん草残留農薬の問題が話題になりましたね。
それを検査・発表したのが八田さん達でした。
そして、今回の中国ギョーザ事件でも、
テレビの取材に20回以上応じてるそうです。
その日、お越しになっていた他のお客様も、
「八田さんがフジテレビに出ているのを見ましたよ・・・」
と盛り上がっていました(^^)。
残留農薬の問題は笑い事ではありません!
この問題に関しては以前ブログに書きましたので
下記をお読みくださいね。
「中国産ギョーザか、寺田本家か」
「被害者であり、加害者」
上の写真は、
『「八田さん」と「そらちのトマトジュース」』
こんなに美味しいトマトジュースは初めて(^^)
八田さんとお連れの方の会話で、
「ここの店で食べるものは安心ですよ」
と聞こえてきました。
嬉しいなぁ!
当店で怪しいのは、この店のマスターだけです叫び
八田さん、差し入れ、ありがとうございます音譜
さてさて、
今日は、イージス艦の事故についても触れましょう。
行方不明になっている清徳丸の吉清哲大さん(23歳)は
「ホームレスの人々のために魚を役立てて欲しい」と年に数回、
東京・上野でホームレス支援をしている
「赤銀杏会(あかぎんなんかい)」に魚を届けていたそうです。
哲大さんはいつも笑顔で、
「父の後を継ぐ。大きい船を買いたいんだ」
と夢を持っていました。
日本の農林水産を継ぐ貴重な若い人を、
私達は失ってしまいました。
その命の損失を招いた原因が、
「国民を守るため」
という名目の自衛隊の最新鋭イージス艦とは、
皮肉なものです。
軍隊は国民を守るものでなく、
国民を殺す可能性のほうが大きい・・・
ということが、
この事故そのものや、
防衛省や政治の隠蔽工作からも垣間見れます。
池田香代子さんのメールを下記に転載しますね。
池田さんはドイツ文学翻訳家であり、
「地球がもし100人の村だったら」シリーズの編者であり、
世界平和アピール七人委員会の一人です。
当店にも、i一度ご来店頂きました!
イラク派兵延長反対のアクションでは、
国会をいっしょに廻ったこともあるんです。
池田さんの魂籠った文章には、
いつもを心打たれます。
——-以下転載文(「@@@@」で挟まれた部分)——-
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本日、9条世界会議日本実行委員会は、
来る9条世界会議にかんする記者会見を行いましたが、
急遽、その席でイージス艦事故に関する声明文を出しました。
実行委員会の3人の共同代表の名前で出していますが、
本日の記者会見に集まった
石井摩耶子、岡本三夫、小森陽一、武藤徹、高遠菜穂子、成瀬政博、
ジャン・ユーカーマン、香山リカ、ダグラス・ラミス、青木敬介、
星川淳の合議を経て、
以下のような声明文が記者会見で発表されました。
_________________
イージス艦衝突事故の真相究明と
9条遵守の安全保障政策を求める声明
_________________
 私たちは、海上自衛隊イージス自衛艦「あたご」が
ハワイでミサイル防衛実験を行った帰路、
漁船「清徳丸」に衝突し、
大破沈没させると同時に、
二名の行方不明者を出してしまったことに対し、
強い憤りを覚えます。
 本来、国民を守ることが任務であるはずの自衛隊の艦艇が、
その国民に対しこのような取り返しのつかない被害を
与えてしまったことは、
当のイージス艦のみならず
防衛省、政府の重大な責任と言わねばなりません。
しかも、漁民の生活と仕事の場となる漁場に近い海域を、
出漁の時間に、自衛艦が自動操舵で航行すること自体が、
国民の生命と財産を守るという自衛隊の任務に反するはずです。
 にもかかわらず、
事故に関する情報の公開は遅々として進まず、
イージス艦による漁船確認時刻が大きく訂正されたり、
自衛隊幹部が被害者の親族に取材を拒否するよう求めていたり、
情報の隠蔽ともとれる事実さえ明らかになってきています。
 
このような、自衛隊、防衛省の不祥事は、
20年前、30名の尊い命を奪った
会場自衛隊潜水艦「なだしお」による衝突事故以来、
一昨年の防衛施設庁談合事件、
去年の守屋事務次官収賄事件、
インド洋での給油量偽装問題、
護衛艦「しらね」の火災など
後を絶ちませんでした。
そして、今回、ついに、
民間人の命に関わる事故が起きてしまったのです。
 このような、悲劇的な事態を受けて、
私たちは、日本政府に対し、
行方不明者二名の方々の救助に全力を挙げるとともに、
衝突事故の迅速な真相究明を強く求めます。
 
同時に、
このような漁船との衝突さえ防ぐことができないイージス艦に、
一隻当たり1400億円、
計六隻で総額8400億円を費やしている
日本の防衛政策そのものを
抜本的に見直すことを求めます。
 
そして、憲法九条を遵守し、
平和外交に基づく安全保障政策を行うとともに、
非核三原則や武器輸出三原則の法制化、
人間の安全保障など非軍事国際貢献の推進、
紛争予防および平和構築への主体的関与、
そして自衛隊および米軍基地の縮小、
撤廃に向けて努力することを求めます。   
                 
2008年2月22日
9条世界会議日本実行委員会共同代表
 池田香代子(翻訳家)
 新倉修(日本国際法律家協会会長)
 吉岡達也 (ピースボート共同代表)
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記者会見で池田さんは、
「行方不明の吉清哲大さんは、
上野のホームレス支援というかたちで、
憲法25条の実現のために黙々と自分のできることをしていた。
9条は25条の前提としてあるはずなのに、
その9条を否定し、
『平和の海(パシフィック・オーシャン)』を
戦争の海にするべく
アメリカ軍との共同訓練から帰投する軍艦に
その船をおしつぶされた」
という旨をお話されたそうです。
イージス艦建造には、
三菱重工で約1400億円の費用が費やされてます。
それが合計5隻。
去年12月の洋上迎撃ミサイル実験では
一発に20億の計60億を費やしてます。
それだけの金額を
地方格差や
農や
医療改革や
自然エネルギー促進に使えたら、
どんなに素敵な未来になるでしょうね。
私達ひとりひとりが、どう考え、どう行動するか・・・
未来の子どもたちに
問われている気がします。

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