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昨日も今日も
暖かくて気持ちいい。

大豆の鞘が枝についたままで干し籠に詰め込んでたので、
鞘を枝から外して干し籠に入れ直した。

この大豆ちゃんたちが我が家の来年の醤油と味噌になる。
3月はじめにはに忙しなく仕込みだろう。

今週初めの月曜日は、
オーガニック給食の実現への取り組み。

お米の有機農家さんの佐藤真吾さんを中心とした任意団体
Sosa Organic Community のメンバーとして企画から参画し、
匝瑳市議会議員の7名さんほか総勢23人でバスをチャーターして木更津市に向かった。

9時にはベアーズ( http://bears-gt.com/ )に到着。
今回のツアーのコーディネートをお願いした林利江さんのお店。

木更津市をオーガニックシティ宣言に導いた立役者なのである。

オリジナルのリキュールやクラフトビールまで手掛けている。
量り売りの、伝統製法の本物の味醂やいも焼酎や蕎麦焼酎の試飲だけでも感激! 
思わず山ほどの良いものを買ってしまった(^^) 

その後、木更津市役所で、
渡辺芳邦市長を初め、
担当課の方がオーガニックシティの経緯や取組や現在地をお話ししてくださった。
電子地域通貨「アクアコイン」の説明も! 
全てが素晴らしい内容だった。

役所の方も、慣行農家から有機農家に転換した農家さんも、
とても目がイキイキしていた。
市長のトップダウンだけではない、
役所の方々が自由に仕事できるようにしている(のちに市長談)証が見えた。

市役所のあと、クルックフィールドへ。
https://kurkkufields.jp/ 

ここで美味しいお昼ご飯を頂戴するのだが、
自ら一緒に食べたいと役所から駆けつけてくれた渡辺市長の隣に座るよう、
林さんご配慮をいただき、
ジビエの鹿肉のハンバーグや木更津産の蓮根と海苔のピザなど地産地消を味わいながら、
いろいろ市長に質問させてもらった。

オーガニックや地域通貨など、
トップとして方向を一歩先を見て決めてくるには、
どうやって目を養っているのか、と。

「好奇心ですね」とお答えいただくと同時に、
市長になってそれまでの市のプランを見直したら、
全て都市化を目指すものだった。
東京湾を挟んで横浜市に追いつけと! 
でももういう時代ではない、
木更津にある資源にこそ注目し、
循環する経済に方向付けしたと!。

その時、
「オーガニック」=「有機的な関係(市民や企業も参画)や循環」
というものにつながったとおっしゃていた。

クルックフィールドの素晴らしくアートされたセンス良い空間全てを2時間くらいかけて、
スタッフの方が案内してくれた。
説明の端々に「拡大とか効率とかスピードとか経済成長の価値観ではない」というものが出てくる。
それだけで嬉しくなる。
まさにオーガニックと循環が実践されているパーフェクトな空間。
渡辺市長もここから影響を受けたと話されていた。

パーマカルチャーの四井真治さんがデザインしたという
下水をバイオジオフィルターで綺麗にしている仕組みや創りなど、
いろんな自然の叡智を取り入れていることを見て納得。
クルックの創設者でミュージシャンの小林武史さんの姿も遠くに見かけた。

11.23に日比谷で開催された「とことんオーガニック・シンポジウム」で登壇された
三好智子さんも駆けつけてくれて、
オーガニック給食で木更津の何が変わり始めているか、
参加者にお話ししてくださった。

最後は道の駅の「うまくたの里」へ。
コンセプトがしっかりしていて、
平日夕方にもかかわらず買い物客がわんさか!
地元から愛されている証だ。

品揃え、陳列なども素晴らしいし、
千葉のお醤油蔵の全ての醤油を試飲できたり、
量り売りもあったり、
コロナ禍にあっても売上が伸びていることに納得できる。
本当に素晴らしい内容のツアーで、
全て整えてくださった林利江さんに感謝、感謝です。

議員さんだけでなく、参加者全員が口を揃えて、
深い学びや気づき、何より愉しかったと語り、
朝7時集合という長い1日を18時前に終えたのでした〜。

さ、オーガニック給食へ、一歩近づいたかな〜(^^)

ちっとも写真を撮らず、ベアーズさんの店構えだけ(@@)。
山口勝則さんが撮影者として同行していたので、
上がってくる写真が楽しみだ〜!

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