家の近くの信号機の「吉崎浜」という交差点名が最近取り外された。
仕方ない、浜がないのだから。
だが鹿島工業地帯ができる前までは、
砂浜に入ってから波打ち際まで数百メートルも歩くほど幅広い砂浜だったという。
今はコンクリート護岸になっている。

一昨日の夕方、田んぼの稲の様子を見て、車で帰宅中、
バックミラーがオレンジに染まった。

車を停め、その方向を見ると、陽が沈んでゆく。
雨曇りが多い今年だから、夕陽が嬉しい。

昨日の翌朝も、陽の出が素晴らしかった。
そして今年1番の気持ちいいお天気となった。

窓という窓を全開にして、家中に空気を吸わせてあげる。
風が抜けて清々しく、夏の到来の予感さえ感じる。

正直、昨今、
重〜い気分にさせられる書類に追われる日々だ。
まさにブルシットジョブだが仕方ない。

昨日も朝から書類に取り掛かろうとした。
でも頭を動かす気分になれない。
朝の畑作業で少し野菜などを収穫して、、、

天気があまりに気持ちいいので、
自転車を出して郵便物をポストまで出しに行った。
わずか３分くらいのところだ。

帰りに海と波が見たくなった。
それで今や「吉崎浜」の標識のない信号機を超えて海に行った。
すると、、、、、、

いつもは九十九里の荒波に打たれて飛沫を上げているコンクリート護岸の先に、
砂が存在している！
波が穏やかに届いている！

こんな穏やかなこの場所を見たことがない！

すぐ引き返して家に戻り、濡れてもいい短いパンツに履き替え、
サンダルで海に戻る。

そして、護岸からかつての砂浜に降り、細波に足を洗わせた。

足裏を踵から砂中に埋め込むと何かにぶつかる。
ハマグリだ。
取ったら密漁になる、
変な話だな、なんて思う。

岸と並行に走る土手上に自転車を置いていた。
そこで横たわって持ってきた本を30分ほど読んで、
時折大の字になった。

庭の畑ではサヤエンドウと空豆やイチゴが最後の収穫期を迎えつつある。
この1ヶ月弱、食べまくった。が、採れなくなるのは寂しい。

代わりにシソの葉が出てきたり、ニラも旺盛だし、
苗から植えたトマトやオクラやバジルやキューリやナスやゴーヤや、、、、
なんとか健気に育っている。

タネから植えた里芋も芽を出した。
そうだニンニクを収穫しちゃおう。

つい先日教わったばかりのトマトの脇芽摘み。
摘んだ茎や葉はお浸しで食べれると聞いた。
試してみたらいけるじゃないか(^^)

勝手に自生したクワの木から黒く熟した実を摘んで口に入れる。

太陽の元でこうして緑と土と戯れている。

ああ、書類仕事から逃げているだけかもしれない、、、、笑

ヒルガオが羨ましい！

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