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晴れた夕刻に帰宅して、

自室に入ってまず飛び込む障子越しの橙(だいだい)色。

 

 

いつもハッとする。

 

スマホでたまたま流してたデレク&ドミノスの「Layla」、

むせび泣くスライドギターがやけに似合い、

二部構成の後半に移ると、

Drums のジム・ゴードンが弾いた

アメリカ南部らしいおおらかなピアノにしびれる。

 

 

 

ちなみにこのスライドギターが、

エリック・クラプトンなのか、

デュアン・オールマンなのか、

多々語られるが、未だ知らない。

 

 

最近、

我が家に坂本龍馬がやってきた。

 

もう40年前、

読書が嫌いな少年の俺に、

親父があるとき「龍馬がゆく」を目立つところに置いた。

 

龍馬の短編ドラマを見た後で、

読書習慣のキッカケを与えたかったのだろう。

 

分厚い5巻。

読めない漢字だらけなのにあっという間に夢中で読んだ。

それからキチガイみたいに龍馬好きになり、

部屋に飾っていたパネル。

 

 

 

27歳で実家を離れる時、

私物は全部片付けたが、

このパネルだけは捨てられなかったらしい。

実家の倉庫に眠っていた。

 

すっかり忘れ切っていた。

 

親父は2年前に逝った。

昨今、母が終活で断捨離してる。

倉庫から龍馬が出てきたのだ。

 

お袋に「捨てよう」と言いかけたが、

やっぱり匝瑳にやってきた。

 

今じゃ特別に龍馬が好きなわけではない。

著者の司馬遼太郎の思想や彼が描いた龍馬像に影響されたんだ、

今は思う。

 

だが、

迷い苦しんでいた少年期の自分の救世主になったのは

間違いない。

 

モノが少ない家で、このパネルは目立ちすぎてしまう(笑)

 

 

 

 

 
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